Lieber Mujina, wie geht es Ihnen?
(親愛なるMujinaさん、お元気ですか?)
Ich hoere, dass Sie jetzt in Deutschland sind.
(今あなたがドイツにいらっしゃると伺っています)
Wie in der bekannten Dichtung von Heinrich Heine erzaehlt:
(ハインリヒ・ハイネのかの有名な詩で)
"Im wunderschoenen Monat Mai, als alle Knospen sprangen",
(”驚くほどに美しい5月に、ありとあらゆる花の蕾が開き出て”)
sei der Mai in Deutschland ehrlich viel zu schoen mit Worten
(と語られているように、ドイツの5月は筆舌に尽くし難いほどの美しさ)
zu beschreiben.
(だそうです)
Wie finden Sie ihn denn wirklich?
(実際ごらんになっていかがでしょう?)
などとドイツ語で書いてしまった日光山伏です。かつて大学でドイツ語を
仕込まれ、今も副業でたまに使っています。
先週の金曜の晩に、新幹線通勤1ヶ月目にして早くも恐れていた事態を
迎えてしまいました。21:32の仙台行に乗り、車内でうつらうつらしながら、
宇都宮までずいぶん時間がかかるなあと思っていたら、何と”間もなく
新白河です”の車内放送が流れ、目の前が真っ暗になりました。
すごすごと新白河で降り、上りの電車があるわけもないので、改札を出る
と夜の町をあてどもなく歩き始めました。給料日前で懐がさみしく、
駅前のホテルに泊まりたくもなかったので、店の灯りが目立つ場所に
何となく行ったら、3時まで開いているお好み焼屋を発見し、阿亀というその店
で目一杯時間をつぶしました。その後は駅が開くまで適当に近辺をぶらぶらし、
5:28の初電の黒磯行各停に乗って黒磯と那須塩原で乗り換えて帰りました。
いっそのこと朝までの間名所を歩いて回ろうかとも思いましたが、町の中心部
まで数キロはありそうだったのでやめました。
とても良い教訓になりました。金曜の晩だったのが不幸中の幸いでした。
これからは乗車と同時に必ず目覚ましを仕掛けることにします。白河の町はいつか
機会を見つけてまた来たいです。