2001年1月


 
祝!新世紀

新年会

同期会

雪雪雪!

仕事始め

雪道の運転

2倍速

大雪の原因

大雪の翌朝
10
懲りずに雪
11
ポット仲間
12
マイブーム
13
法螺吹大会
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車内マナー
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Suica
16
列車ホテル
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寒さ対策
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真夏の車内
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電源事情
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ハワイ便
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大学受験
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違う車両へ
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N601wg
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ITスーツ?
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在来線の旅
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申し訳無い
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金曜の最終
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大雪の後
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祝渋谷選手
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自由席
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かなわぬ夢
     

2001年1月31日(水)かなわぬ夢

正月明けから一気に走りだし気がつけば1月も今日で終り。落ち着いて考える暇が無い。米インテルがCPUを大幅に値下げしたようだ。別に珍しいことでは無いが、ロット購入で、PentiumV(1GHz)で約3万、Pentium4(1.5GHz)で約7万強らしい。個人向けのデスクトップ機のCPUクロックもGHz台が標準になってしまいそうだ。ホテルにおけるインターネット接続サービスもあちこちで聞くようになったが、京王プラザホテルでは、10Mbps接続を4月から全室で無料提供するとのこと。10Mbpsというのは、Ethernetで接続できるという意味で、インターネットプロバイダへの回線の速度では無いと思うが。まあ、便利な世の中になったものだ。新幹線もグリーン車や個室で同様のインフラを提供したら良いのではないだろうか?個人的には、自由席にもお願いしたいところだが。ACコンセントとペアで是非、お願いしたい。かなわぬ夢なのだろうか?簡単なことのように思えるが。通勤日記を書き始めて2年4ヶ月。同じノリで書きつづけている。最近は毎日書くようになったせいか文字量が増加、写真もあるので、月の中旬以降から次第に表示にストレスを感じるはずだ。表示完了を待ちきれずに中断されるケースも多々あると思う。脈絡の無い内容をベタ打ちしており、文字サイズの設定も小さいことから、相当読みにくいはずである。とは認識しつつも、日記だからご容赦をということで、当面、このスタイルのまま続けようと思っている。また、朝一に一旦書いて、夜になってから内容を追加したり、場合によっては、内容を書換えたりすることも、当分続きそうである。なんか、言い訳のような怪しげな書きこみになってしまった。日記なんだから、一々、こんなこと宣言しなくても良いのだが。

2001年1月30日(火)自由席

天気予報どおり今朝は今冬最高の冷え込み。見るからに寒々とした風景。風が無いだけマシではある。ところどころ、氷で鬼の洗濯岩状態になっている箇所があり、そこを通る車は相当ゆっくり走るが、左右に腰をふり上下に大きく揺れ大変な模様。ホームではく息が、いつもよりずっと長く遠くまで白いまま流れていく。足元からジンジンと冷える朝。発車間際から、警報音のようなものが、ピー・ピー・ピーと3回ずつ、何度となく鳴っていたが、あれは何だったのだろうか?新幹線は定刻とおりに新白河を発車した。入り口を入ってすぐの座席は、スーツケース二つで占領され、通路はさんで反対側の三人席に持ち主とおぼしき若者2人。まもなく宇都宮。多くの乗客が乗り込んでくるが、彼らは、1)スーツケースを椅子と壁の間orデッキに移動させて席を譲る、2)そのまま知らんぷりを決めこむ、3)乗客に、「ここ空いてますか?」と言われ席をあける。果たして、何番だろうか?。結果は、3)だった。恵比寿に行く。久しぶりにフロントのチャック全開のサラリーマンに出会う。自分が座った席の前に立つ彼。中身が見えなくて本当に良かった。恵比寿駅から目的地まで約13分とのこと。案内によれば”動く歩道を足早に歩く・・”のだそうだ。足早という言葉に思わず笑ってしまった。素直に、足早に歩いたが、結局15分かかった。動く歩道を走らねば13分は無理のようだ。東京までの戻りの山手線の中で、ジャガリコを豪快にかじる、ショムニの江角○○○風の格好良い女性を見かける。ひたすら、じゃがりこを食べ続け、食べ終えると、何事も無かったように、目を閉じ眠りについた。余りに見事な食べっぷりに、見とれてしまった。最終の新幹線、8号車は、ほぼ満席状態で東京駅を発車する。新幹線通勤を実現するには、第一に通勤費の問題、第二に時間の問題がある。新白河から東京で考えてみると、6:30発の始発で行くと8:05、7:06発の2番目で行くと8:35に会社に入ることができる。自分の場合、通常は、8:45から、早い時で8:15分から業務が始まることを考えると、実に具合の良い時間帯に新幹線があることになる。まかり間違って、あと15分早くという話になると、通常で6:30に乗り、早い時には、5:28発の在来線始発を乗り継いで那須塩原始6:06発に乗らねばならなくなるわけだ。さらに厳しくなると通勤不可能ということになる。実は、意外に瀬戸際で成り立っている話だったりする訳だ。運悪く、不可能になった方も現実におられるわけだから、自分の場合は、大変ですね!といわれても、結構、具合がよろしいんですわ、ということにしている。

2001年1月29日(月)祝渋谷選手

昨晩は疲れて早目に寝たせいか、朝も思いきり早く目覚める。しかし全身がけだるいので、しばし、布団の中でうだうだしていた。5時半頃になって、ようやく起きる。珈琲を飲みたいという思いが、けだるさに勝利したのだ。湯を沸かし、豆を挽き、心をこめて湯を注ぐ(最近、少し心がこもっていないかも)。このプロセスを楽しみながら尻尾をふる、おあずけをくらっている犬のように。ニュースをみると、渋谷陽子選手の素晴らしい走りを報じていた。昨日のTV欄でマラソンがあるのは知っていたが、息子のミニバスの試合の応援やら雪かきやらで見る暇が無かった。こんな凄い選手が登場するなんて思わなかったので、気にもとめていなかったが、こんな活躍をするのだったらライブで見たかったと後悔した。日本の女子マラソンの層は厚い。これからの活躍が大いに楽しみ。大間原発(青森県)が一部用地の取得が完了せず一年延期(2003年着工、2008年7月運転開始)になったそうだ。未取得の土地は勿論、反対派が所有する土地。地元の自治体は総額145億円の交付金のあてがはずれショックを受けているらしい。同原発は世界初でMOX燃料をフルに使用する計画。六ヶ所村での再処理事業にも影響が出るかもしれないとのこと。原発ときってもきれない関係にある交付金。金を取るか安全を取るか。日々、電気を使いながら、それを産み出す発電の選択肢としての原子力。何でも拡大、成長の方向で考えるが、電力の消費を抑えるという地道な活動が必要なのではないだろうか。今まで自由席の状況しか知らなかったのだが、指定席だと、朝から宴会モードの団体さんに遭遇する確率が結構あるそうだ。これは、週末だけ白河に帰ってこられるNさんから聞いた話。月曜の朝、東京方面に戻るのだが、座れないといけないので、いつも指定席に乗るのだそうだ。ちなみ、その座れない可能性の高い月曜朝の7:06発。今日も座ることができた。ラッキー。月曜の朝は、けだるいスタートを切るかなと思っていたが、次から次へと、いろんな案件が発生。気が付くと夜になっていたという感じ。けだるさを感じる間もなく終わってしまった。帰りは、8:44pm発に乗る。かつてはMax号だったのに現在は老朽化したやまびこ号に変わってしまっって少し寂しい。客が来ない9号車の売店では、Sさんが暇そうに店番をしていた。車内をワゴン車で回るMさんも、宇都宮以北でずっと空くせいか回転が早く、ひっきりなしに訪れる。

2001年1月28日(日)大雪の後

昨日は一日中、雪が降り続く。息子のミニバスの大会があり小学校の体育館に応援に行く。そんな中、4匹いるハムスターのうちの一匹の様子がおかしい。目が塞がっており咳き込むような仕草。娘とともに獣医さんのところへ。診断はあっという間に終わり、肺炎との診断。薬ももらい、暖かくしてあげるようにと・・。幸いに今朝には、かなり元気を取り戻し、目も開き始めたのでほっとしている。今日も、ミニバスの大会である。小学校の駐車場の雪かきに行ってきた。雪かきを終えて自宅に戻る途中、土手の階段の雪かきをしておられる方々に遭遇し参加する。トータルで約1時間強の雪かきをして自宅に戻る。汗びっしょり。体重を計ると昨日より2kgも軽くなっている。昨晩は、宴会があって飲み食いしたことを考えあわせると、これは凄いこと。結局、それだけ汗をかいたということで、脂肪が減ったわけではないところが残念なところ。さあ、あと1時間で試合が始まるので、また応援に行かなくては。本日は2試合とも勝利して3位になった。はらはらする場面も多いが予想以上の頑張りを見せる子供達。敵味方関係なく惚れ惚れしてしまう。応援から帰ってきて、今度は家回りの雪かきを小一時間。今日は働いたなあ。肉体にココロヨイ疲労感。試合を終えて帰ってきた息子を囲み家族でミニバス談義。コーチ陣の教えに従って頑張ってもらうのが原則だけど、皆で、今日の試合の反省点を・・。など、話しているうちに、変な方向に盛りあがって、ディヘンス合戦したり、ジャンプしたり・・怪しい家族に。

2001年1月27日(土)金曜の最終

数社で打合せをしている最中、慎吾ママの”おはロック”が聞こえてくる。次第に大音量に。一体、誰がかけているのかと思ったら・・犯人は打合せに出ていたT氏の携帯だった。本人も、しばし自分の携帯が犯人であると気付かなかった。前日に携帯を切り替えたばかりで着メロがどんな設定になっているか知らなかったと言い訳していた。それにしても、最近の携帯は音楽再生能力が飛躍的にアップしている。自分も携帯の着メロだとは思いつかなかった。それにしても、いろんな方の着メロを耳にするが、ヘエー!と、意外に思うこと多々あり。年配の方が、ミニモニの曲など設定していたりして、なんか笑える。金曜の最終の新幹線って、いつもとちょっと違った雰囲気がある。何だろう・・少しけだるい、疲れた、だらけた・・適切ではないかもしれないが、そんな感じが漂う。乗客の顔ぶれもなんかいつもと違う。昨晩は16号車にのった。大宮からの乗車にも関わらず、意外にも空席があった。後方で携帯が鳴る。仕事の電話だ。延々と座席で話し続ける。すると、前方で携帯が、これから秋保温泉に向かう、明日は新年会だと言っている。その後も何回か携帯が鳴るが、デッキに行ったのは、たったの一人。朝の新幹線では、こんなことは余り無いのだが。金曜の最終の新幹線内は、そんなことは、どうでもいいやということなのだろうか・・。新白河に停車する5分ほど前に、階段(エスカレータ)に近い8号車まで車内を移動。座席は基本的に進行方向を向いているから、16・15・・8号車まで移動する間に、多くの乗客が目に入る。実に多彩な顔ぶれ。寝崩れている人、読書する人、宴会モードのグループ、携帯(メール)を操作する人、パソコンを使う人、CD/MDを聴く人、GAMEBOYをする人、おしゃべりをする人、オミヤゲを山のように抱えた人、ミッキーの風船を持った人・・・・ライブカメラで16号車から1号車までを歩きながら放送したら、結構、興味深い風景だと思った次第。ちなみに、新幹線車内の撮影は許可がおりないらしい。

2001年1月26日(金)申し訳無い

当ページに来られる方の2割弱は検索エンジンを経由している。キーワードで多いのは、”新幹線”、次いで、”新幹線通勤”、あとはその他もろもろ。”新幹線通勤”はまだしも、”新幹線”で検索した方のほとんどの方は、違うものを求めて検索をしたはずなのに、運悪く当ホームページが出てきたので来てしまったというケースが多そうだ。ロボット型の検索エンジンは、ただただ膨大な量のサイトを定期的に巡回して自動的に情報を拾い集めるらしく、サイトの趣旨や質などおかまいなしにリストアップする。結果として、天下のJR東日本のサイトと並んで当ページが表示されるケースもあり、恐縮してしまう。タイトルに偽りは無いと思ってはいるが、予期せぬ内容にゲッ!と思われた方には、本当に申し訳無いの一言である。最近はほとんど無くなったが、深い階層に設けていたアンケートページにいきなりアクセスをしてJR関係の掲示板と勘違いして要望や質問など書く方が結構いた。これも検索エンジンの仕業である。メールアドレスがある方には、JRとは全く関係無いサイトである旨のメールを送ったりした。掲示板にJRとは全く関係の無いサイトである旨の断り書きも必要なのだろう。考えてみると、JR東日本って要望や苦情を書きこめる掲示板を開設していない(以前、探したけど見つからなかったように思う)。あったら、収集がつかなくなるからなのだろうか?あっても良さそうだと思うが。女性専用サイト「Mail&Chat club」(通称メルチャ)のオヤジアンケートの結果が新聞に載っていた。オヤジくさくて許せないベスト3は、「ポマードの匂い」、「食後に楊枝でシーハー」、「おしぼりで顔から首までふく」だったそうだ。これって相当以前から指摘されている内容かと思う。ネット使いの女性を対象にネットアンケートという新しい手法で行ってみても、結局、オヤジに対するイメージは変わらないというわけだ。当然と言えば当然なのだが。昨晩から雪が舞う。少し積もる。べちゃ雪なので、道路の雪は、ほぼ融けてしまっている。この季節、着膨れされている方が結構多い。特にダウンなど羽織って一回りも二回りも大きくなった方に隣で余裕の腕組みなどされると、隣席に相当越境する場合がある。自分の隣人が今その状態である。自分の体が、どれぐらい膨らんでいるのか気を遣って欲しいものだ。大宮駅で隣とその隣の方も降り3人席に一人となってホッとするも束の間、大宮駅から乗りこんできた方は、間の席を空けて座ったまでは良かったが、間の席に置いたバッグが自分の方に倒れてきたり、傘が倒れて来たり、数回被害を被る。そんな状況にもしばし気付かずお化粧に熱心だったので注意してやろうかと思った矢先に気付いたらしく、何も言わずに自分の方に引き寄せた。殺気を感じたのかもしれない(笑)。今日は何となくツイテイナイ一日となりそうな嫌な予感がある。隣人に注意である。日中、在来線で座っていたら隣の若者が舟を漕ぎはじめ、自分にもたれかかってくる。松島○○子似の女性だったら我慢して(喜んで?)耐えるのところだが(こんなこと考えること自体がオヤジなんだろうな・・)、この若者の為に耐える理由があるはずもなく。大宮に近いところで仕事を終えた。乗れるのは最終の新幹線だが、余裕があるため、大宮には行かずに上野or東京を目指す。今日は金曜日で混むからなるべく手前から乗った方が座れるだろうという判断である。しかし、赤羽まで戻ると、都内の人身事故の影響か、電車は遅れ動いている電車も大混雑。このまま東京方面に向かうのは危険なので、方向転換して大宮に向かう。なるべく空いていそうな16号車に並ぶ。結果的には、空席にありつけた。

2001年1月25日(木)在来線の旅

米沢でまた雪による家屋倒壊の被害があったようだ。築40年超の木造モルタルの2階建てで倒壊部分の屋根には約1.5mの積雪(除雪していなかったらしい)があったようだ。こりゃだめだ。けがが無くて何よりであった。来月は米沢の雪灯篭祭りに遊びに行く予定だが、建物に入る前に屋根に残る雪の量が気になりそうだ。車で行くのが便利なのだが昔通った飲み屋さんにも寄りたく電車を使う予定だ。青春18きっぷを使い、のんびり在来線でと思ったら、このきっぷは使用できる期間が限定されており来月は使えない。それはさておき、時刻表を調べてビックリ。新白河→米沢で、06:12→09:05(所用時間2時間53分、乗換え1回)はいいとして、その次は、10:51→14:02(3時間11分、2回) 。在来線だけだと、いかに不便かということが判った。まあ早起きすればいいんだけど。ちなみに、新幹線利用だと、8:37→10:10(1時間33分、乗換え1回)である。高知県で女装した警官の胸に触って逃げたミニバイク男が逮捕。同様の被害が続いており、おとり捜査をしていたらしい。お手柄であり犯人逮捕ご苦労様なのだが、かなりハイレベルな女装だったのではないかと勝手に想像している。こんなことを言ったら怒られるだろうが、中には、捜査の為にはじめたが、意外にその道にはまってしまったりする人が出たりして・・と下らないことを考えてしまった。最近、サブジェクト、送信者、本文が空で添付ファイルだけがあるメールが時々届く。何も考えず、そのままゴミ箱に捨てる。ねずみ講のようなメールも時々届く。最近は、タイトルなど工夫してあり前半を読んでみないと、それと判らないものもあるが、大体ストーリーは同じ。うまい話を不特定多数の人に教えるなんてことは無いわけで、これまた即捨てる。しかしネット人口の増加で、こうした判断ができない初心者や若者などが被害にあうケースが増えているらしい。宮崎リニア実験線で東北大のグループがエアロトレインの実験を行っており浮上実験に成功とのこと。8.1mの実験車両を7cm浮上させ25秒間走行した。実験線は500mしか無いのでこれ以上は走行したくとも走行できないわけだ。目標としては、先日書いたリニアモーターカーと同レベルの時速500km/h走行を目指す技術らしい。車体に翼とプロペラを装着し軌道外の太陽電池と風力発電機からの電力でプロペラを回して始動させる構想らしい。飛行機が地面すれすれに飛ぶ際に翼周辺の気流が変化し揚力が増す「地面効果」を利用して浮上するとのこと。帰りは最終。雨が降っている。大した雨ではないが、23番線ホームでは雨漏りだ。時々、見かけるのだが、車内で社外秘のスタンプが押された文書を大きく広げて見ている人がいる。社外秘のスタンプは何の為に押してあるのだろうか。視力の良い私には、丸見えだ。

2001年1月24日(水)ITスーツ?

傍らを通り過ぎた車掌さんを見てふと思ったのだが、ずっと検札されていないなということ。もともと朝の時間帯は検札された記憶が無いが、帰りの時間帯では結構あったように思う。ところが、ここ数ヶ月間を思い出してみても検札された記憶が無い。利用する時間帯が変わったせいかな?新幹線通勤を始めた頃は、切符では無く赤い丸幹スタンプの新幹線定期券を出した時の車掌さんの「はい、結構です」という反応が楽しかった。たまに新白河に停車しない新幹線に乗っていると、「乗り越しですか?宇都宮で乗換えですか?」などと聞かれたり。オンワード樫山とパームコンピューティングが、Palm Computing m100を内臓したスーツを共同で発売するとのこと。"ビジネスマンの象徴ともいえそうな2大アイテムがあらかじめ合体"というニュースリリースに思わず笑ってしまう。合体って、ロボットじゃあるまいし。どうも内ポケットが、パーム収納ように作られており、パームを入れても型崩れしないところがミソらしい。リーバイスではMP3プレイヤー&携帯電話内臓ジャケットがあるらしい。うーん、そんなに欲しくないなあ、これ。Docomoの携帯電話契約者のうち「iモード」の契約数が50%に達しているそうだ。確かに、最近は、老若男女を問わず、携帯と正面向き合って操作している人を多く見かける。一方、車内でノートパソコンを開いている人の数は、ここ数年間増えているようには思えない。まあ、いいさ。我が道を行くさ。家を建てる時に、こだわって敷設したマルチメディア配線。LAN環境に各部屋から接続可能ではあるが、昨年頃より、無線LANに心惹かれている。出始めの頃の無線LANは速度的に見劣りする面があったが、昨年頃からは、10Mbps前後のEthernet相当のパフォーマンスの製品が登場しているからだ。ノートパソコンが幾ら携帯性に優れていても、10BASE-Tのケーブルを接続した瞬間に自由が失われる。PHSモバイルを家庭内でも使う手もあるが速度は64kbpsどまり。やはり10Mbpsの無線LANが良いに決まっている。PCMCIAカードタイプの製品しか無いのかと思ったら、USB対応の製品が登場している。これなら、ノートPCに限らず、USBポートのあるデスクトップ機にも対応可能である。もう少し値段がこなれたら、採用しようかなと思う。本日は、茨城県まで出張。茨城と言っても限りなく千葉県寄りなのだが。夕方に会社に戻る際、ちょうど、日が沈むところで、赤い太陽がとっても綺麗だった。一瞬、アフリカの日没を思い浮かべたほどだ(一度も実際の日没を見たことはないのだが)。最終の新幹線に乗る。上越新幹線に遅れがあったようで、大宮駅で乗り換え客を待つために6分ほど遅れた。この先も、この新幹線が遅れたことによって、在来線との接続に支障が出ないように配慮する旨のアナンスが流れる

2001年1月23日(火)N601wg

503iの陰に601wgあり。Docomoが1月29日から国際ローミングサービス「World WALKER」を開始する。そこで、800MHzのPDCと900MHzのGSMの両方式に対応した専用端末「N601wg」を発売する。ごっつい外観を予想したが、WEBの写真で見る限り、意外にスマート。重量110gとのこと。1台で、日本・ヨーロッパ・アジア・アフリカ・オセアニアのどこにいても使用可能。約110の国・地域で利用できるらしい。wgは、World GSMの略だそうだ。取り扱いは大手町店のみ。購入の場合は、\211,100とサスガに高額である。国際派にはオススメだが、福島−東京を往復する日々の自分には全く無縁のシロモノである。午後から会議の為、都内をちょいと移動。同じように集まってきたメンバーの中には、自分と似た皮ジャンをまとったY君もいた。長い会議も終わり、さて帰ろうかと思ったら、自分の皮ジャンが無くY君のが残っている。間違われたようだ。ポケットを見ると、キーホルダーに種々の鍵。これが無いと、いろいろと支障がありそうな雰囲気。やっとのことで彼の携帯を突き止め捕まえた。彼は職場に戻る途中だったが、やはり鍵が無いと困るらしく、取りに戻ることに。そんな彼も交え軽く打ち上げをすることに。すっかり、いい気分になる。時間が中途半端なことと自分も荷物が多かったので、職場に戻る。ちょいとアルコールが入ったのが幸いしたのか、はまっていた問題を一つクリアでき、気分よく帰ることにした。ちょいと、うだうだしたせいか、発車まで4分程度。久しぶりに、会社からホームまで駆け通し。間に合ったものの、上野までは呼吸も乱れ、大宮までは咳き込む始末。あーあ、辛かった。ぎりぎりの行動は避けたい。

2001年1月22日(月)違う車両へ

月曜日の朝は混むので一本早い(始発)新幹線に乗るのを常としていたが冬場は寒さや凍結の問題もあり、だめもとでいつもと同じ時間の新幹線を利用している。幸いなことに3連勝中・・空席をゲットできている。一応、並ぶ場所には気を遣っている。通常は6両目だが月曜の朝は1両目に並ぶ。過去の経験で満席だった際に空席を求めていたら1or2両目でゲットできたことが何度かあったのだ。勿論、だめな時も多かったが。ところで、いつもと違う場所に乗ると何となく落ち着かないものだ。いつもの6両目なら我が家のようにくつろげるのだが、別の場所だと、何となくよその家にお邪魔したような感覚である。実際、シートの仕様などが異なっているので雰囲気は違うには違うのだが、やはり乗客がかもし出す雰囲気が違うのだ。大概の通勤客は、ほぼ同じ時間の電車を利用し、ほぼ同じ場所に並んで乗るのではないかと思う。従って、名前は知らなくとも、何となく知った顔が多くなる。だから、別の場所に乗ると雰囲気が変わり、ある種落ち着かない、違う見方をすれば新鮮なのである。たまには、気分を変えて違う場所に乗ってみるのも良いのではないかと思う。時間なども変えられれば良いのだが、新白河で利用できる通勤時間帯の新幹線には、ほとんど選択肢は無い。土曜の晩に降った雪も日曜には融けて道路には雪が無いものの、今朝はどんよりとした天気で、白い粒が風に舞う寒い朝である。JR東日本が宮城県でまとめた資料によれば、1月2日〜19日の間に運休は182本。雪に強い東北新幹線には運休こそ無かったものの徐行運転などで遅れは結構発生したようだ。Java技術ベースのiアプリに対応したDocomoの503iシリーズ。26日にFとPが発売される。カラー256色、16和音など携帯電話の進歩は著しい。かつて、はまったこともあるテトリスもiアプリで提供されている。HTML対応は予想できたが、Javaにまで対応するとは。しかし、そんな503iにも口で言うほどの魅力は感じていないのが正直なところ。それは、表示エリアの狭さとキーボードが無いからだと思っている。携帯電話に求めてはいけないのだろうが、日々、ノートパソコンを持ち歩いている自分にとっては、フルキーボードとXVGAのディスプレイから離れられないのだ。と言いつつ、iModeの可能性も魅力あり。会員数2700万人を誇るAOL Time Warnerが接続料金を値上げするのではという話があるそうだ。値上げしても会員数は減らないという強気な読みがあるのだそうだ。ホンマカイナ。AOLが日本に進出した初期の頃、これは使えないとジャッジを下したきり、全く気にもかけていなかったので、その後の発展や現状など知る由もない。しかし、世界最大の会員数を獲得するからには、それなりの魅力があったのだろう。月あたり2ドル値上げすると3億6500万ドル増収になるなんていう、例えば話をできたら、どんなに楽しいことだろうか?帰りの新幹線は、久しぶりにMax。出入り口付近で、1Fのフロア部分から2Fの天井を見上げると、こんなに背が高かったのかと、いつも驚いてしまう。ホームから見る姿は、ホームより下の部分が隠れているので気付かないが、こいつはとてつもなく背が高いのだ。広軌とは言え、見た感じあんなに狭い線路の上にこんな背の高い乗り物がのっかって200km/hを越える速度で走行しているのかと思うと、なんか恐い。正直なところ。全く感覚的な感想だが・・これって、船が浮き、飛行機が飛ぶのが不思議っていう感覚と同じ世界。まもなく、那須塩原というところで、ASさんと遭遇。本当にお久しぶり。最近は、蕎麦、うどんの手打ちに凝っていらっしゃる。近いうちにご馳走してください。この日記を読んでいたら。

2001年1月21日(日)大学受験

昨晩のニュースで東海から関東方面でも結構な積雪があったようだ。都心こそ1cmと言っていたけど横浜で10cm近い積雪があったようだ。今日はセンター試験の二日目。交通機関への影響も懸念されるので、受験生諸君には、余裕を持って行動し万全の体制で臨んでベストを尽くして欲しいものだ。受験制度も結構な変遷を経ていると思うが、確か、自分が受験した年は、国立1期、2期で受験できた最後の年で、翌年から共通1次試験が行われるという時代であった。家計の事情もあり国立一本(といいながら2回受験できたわけだ)。合格できたと思っていたら結果は不合格。挫折感を味わう。ヤル気も出ないまま捨て鉢な気分で第二候補を受験に行くが最悪の出来で完全に終わったかなと落ち込む。その失望ぶりを見かねたのか親父が「一浪してもいいぞ」と言った。たったそれだけのことなのだが、当時の自分にとっては、人生最大のヤマ場だったのだ(今考えると笑えるが)。結果的には、捨てる神あれば拾う神ありで、浪人することもなく第二候補に進んだのだが。この雪で山形新幹線では踏切事故が懸念されているようだ。先日も車とつばさが衝突して運転手が亡くなっている。踏切内で動けなくなり、アクセルを踏むうち、レールとタイヤが摩擦で火を吹き車が炎上したこともあるらしい。大体、新幹線に踏切があること自体が信じられない。コスト面があってそうなったのだろうが。フランスのTGVなども高架ではなく大地の上を走っていたように記憶しているので踏切があるのかもしれない(どうなんだろうか?)。あったとしても、人工密度も低く広々として見晴らしも良いので、日本とはかなり事情が違うのだろう。それに、あちらは一旦停止する必要がないらしいから踏切内で立ち往生する危険性はぐっと減っているはずだ。TGVに世界最高速の座を明渡して久しい新幹線だが、現在はどうなのだろうか?また追い越したのだろうか?新幹線とTGVは、動力面で大きく考え方が違うらしい。新幹線は複数車両にモーターを分散、TGVは動力車。地盤の緩い日本では車両を軽くすること(結果的に高架に必要な強度が減らせ建設コストを抑えられる)が命題で、また駅が多く加速性能が重視されて、こうなっているらしい。

2001年1月20日(土)ハワイ便



昨晩、ひかり号で走行中にドアが5回も開いたらしい。大変危険な誤動作かなと思ったら、緊急時用のドアコックが回され手で開けられる状態になっていたらしい。悪質ないたずらである。上越新幹線では停電で停車、はつかり号は踏みきりで自動車にぶつかった後、脱線、東北新幹線は雪の為か遅れ。あちこちで混乱続きだったようだ。県内のコンサート情報を得る為に地元紙を購入してきたら、福島空港からジャンボが飛んだという記事があった。いかにもローカルというネタでいい。チャーター便とのことだがハワイ行き。この後、数回予定されている。福島でハワイといえば、かつての常磐ハワイアンセンター(現在のスパリゾート・ハワイアンズ)であったが、これからは、本当のハワイを意味するようになるかもしれない(ならないか)。福島空港は駐車場が無料なので車で乗り付けて気楽に海外に行ける日が来るかもしれない。現在は、韓国と中国に週数回の定期便が就航している。久しぶりにパソコン誌を眺めたら、ディスプレー付きで\49,800のパソコンがあったので驚いた。安くなったものだ。英語の成績が低迷している娘に、成績が上がったらパソコン購入というニンジンをぶら下げているが、実は、自分が欲しかったりする(これ内緒)。このまま行くと、性能はさておき1人1台になりそうな予感がある。一応、ニンジン効果はあるらしく、少しやる気をみせている。娘の意思表示は、「今までは授業を見ているだけだったけど、今度からは聞くようにする」と、冗談なのかマジなのか・・。今朝は、娘と友人達を中学校の近くまで送った。学校から帰って来た娘は開口一番、「○○ちゃんがね、ルームミラーに映ったお父さん、ずっと笑っていたって。何か良いことでもあったのかなって、言ってたよ。」・・そうだったかな?自覚が無い。笑っていたということは、つまり、ニヤケていたということか?そんな馬鹿な。山が綺麗。電柱・電線が邪魔してるけど余り気にならない。スキーに行きたい。夕方から雪が降り出す。9pmを過ぎてから散歩に行こうという話がまとまり(歩きではなく車で)、雪の中、珈琲店まで(たのんだのはココアだけど)。暖かな店内から雪のふる様を眺めるのは良いものだ。車がのろのろと走っている。自転車で走るツワモノもいる。書店でロードレーサーの新車カタログを買おうかと思い立ち寄るがこれっていうものが無く代わりにザ・ビートルズ1を購入。

2001年1月19日(金)電源事情

昨日の帰りの新幹線でパソコンを開いたら、いきなりバッテリーがなくなる寸前。充電するのを忘れたのだ。バッテリーが元気だった頃は、行きと帰りの新幹線内の時間はなんとか使えるぐらいの持ちだったが、最近は、持続時間が半減している。片道しか使用できないのだ。普通ならそこで諦めるところだが、同じ車内には、数名の方がパソコンを開いており、指をくわえてみていられなくなり、洗面台のコンセントで充電することにした。目が届く席で監視しながら、待つこと数十分。車内では、ちょっと怪しげな親父を演じて、ようやくパソコンが使えるようになる。なんとか、メールのチェックやテキストの打ちこみなど行うことができた。パソコンも電源が入らなければ、ただの箱。カリフォルニア州では計画停電の為、100万世帯に影響というニュースが流れていた。電力会社の経営難によるものだそうだ。元売価格が高騰しているが、州法によって料金を上げられない為に経営不振に陥り、元売に料金を支払えないとか・・。こんなニュースが流れると、日本の電力供給は大丈夫か・・原子力発電が必須です・・といった話が出てきそうだ。日本の電力事情について客観的なデータをもとに、需要と供給の状況、発電計画、発電方式などについて論議されて欲しいものだ。特に原子力に関しては、安全性や環境問題以外にもコスト面(放射性廃棄物の処理まで真に検討)で本当に他の方式に比べてメリットがあるのかどうかを。蛇口をひねれば水が出て、コンセントにプラグをさしこめば電気が、ガスコンロにはガスが供給されることに慣れきっているが、供給が停止されたらと考えておく必要がありそうだ。フレッツISDNが値下げになるようだ。ADSLとの対抗上ということだ。64・64・128とSMAPの中居君が宣伝したいたのも束の間、ISDNの魅力も相当色あせてしまった。未だに、フレッツもADSLも使えない我が家では、それでも、ISDNに頼らざるえないのだが。山形新幹線は運休とのこと。帰りは、最終の新幹線。ホームに上ってみると雰囲気がいつもと違う。よく見ると、20分以上前に発車しているはずのなすの号がホームに居座っていた。ホームでじっと待つのも退屈なので、なすの号で宇都宮まで行くことにした。東京を23分遅れで発車。果たして、この先はどうなるのだろうか?いずれにしても、宇都宮で降りないと、最終の新幹線とは連絡が取れなくなってしまう。宇都宮では20分遅れと、やや回復基調。何とか、無事に白河に帰りつけそうである。いろんな方との出逢いがあるが、どんなジャンルでも夢を語る人には感動を覚えてしまう。夢を語る人を前に、何を絵空事をと思う自分とそれいいよねという自分が同居する。最終の新幹線は、約20分遅れで無事、新白河に到着した。

2001年1月18日(木)真夏の車内

誤動作していた室温系正常と思われる室温計屋根のあるホームにも雪が吹き込む新白河駅前は、道路も真っ白エンターブレインのMさんから最近の「OutdoorField」誌数冊が届いた。昨年、拙い文章を数回にわたって書かせていただいたこともある思い入れのある雑誌である。最近、Mさんとメールで情報交換する機会があったので気を利かせて送ってくれたようだ。感謝。Mさんは新しい企画を考えているようで、ツーキリストの方にもアクセスするようだ。もし、この日記を読んでいるツーキリストの方に問い合わせがあったら可能な範囲で協力をいただきたいものだ。Mさんは、とっても良い方だから。最近、雪の話題ばかりだったせいか、OutdoorFieldを読むと、どれもこれも魅力的に感じられる。自分には到底できそうもないテーマもあったが、何か新たなことにチャレンジしてみたいなという気分を引き出すには十二分な内容であった。暗くて寒い冬だからこそ、何かしてみたいという気持ちが膨らむのかもしれない。今朝は始発の新幹線。各駅停車なので、いつも乗る次の新幹線より10分程度所用時間が長い。負け惜しみを言えば、10分も余計に新幹線車内での生活を楽しむことができる。冬至の頃なら真っ暗ななか家を出ることになるが、今日あたりは、うっすらと明るい。空は赤みを帯びて、日の出が近いことを知らせている。かなり日がのびてきたようだ。最低気温は1度と、数日ぶりに氷点下から脱したが、郡山始発の新幹線は車内が十分暖まっていないのか寒かった。大宮になっても、まだ寒かったので、これは温度設定が適切でなかったようだ。帰りは、最終の新幹線。車内は暖かい、暑がりの自分にはヤヤ高めかなと思い、温度計を見ると28.8度もある。見ている間にさらにお温度は上がり最高29.2度を示す。真夏を思わせる室温。いくら何でも高過ぎると思い、反対側の温度計を見ると24.7度だった。計器の故障だったようだ。宇都宮でメールを受信すると、家内から、雪が降っているというメールが入っていた。ここ最近の寒波の中、雪がふらなくてホッとしていたのだが、また雪の世界に逆戻りである。

2001年1月17日(水)寒さ対策

今朝も寒い。ホームで新幹線を待つ人も背中を丸めた人が多い。自分は猫背であるが、こういう時は背筋を伸ばす。背中を丸めても寒いだけだが、胸をはると、不思議なことに寒さに耐えられるのだ。まあ、長くは続かないのだが、電車を待つ程度であれば十分もつので試してみて欲しい。それと、今朝は強力は助っ人が登場した。先日、初めて手編みマフラーにチャレンジした娘に、ねだったところ、特急で編んでくれたのだ。何を思ったか、息子まで編み棒を手に・・。昨日の日記に書いた北陸線の列車ホテルは、結局、約1300人が利用したとのこと。Yahooニュースを見ていたら、京都から家族連れで来ていた方のコメントが載っていた「いっそ運休にしてくれれば、ほかの手立てもあったのに。内容のないアナウンスが時々流れるだけで、状況が分からない。・・」。まさしく、その通り。自然の猛威の前に完璧な対処が困難であることは承知の上だが、状況が判らない、見とおしがつかないということが・・一番、辛いのだ。最終的に、運休になる可能性も見こめたわけだから、そういう情報も適宜流せば、早めに諦めるとか、次善の策を検討できた方もいただろう。動くかもしれないという期待があると、なかなか、その場を離れることはできない。日本海の大雪は依然、予断を許さない状況だ。この分だと、今月の日記は、雪の話題に埋もれてしまいそうである。幸いに白河は晴天が続いている。家に帰って玄関のドアを開ける前に、冬の星空を見上げる。いつ見ても、心洗われる気分。そんな無限に広がる星空を見ていると、日常の出来事など全てとるにたらないものだと思える。星の綺麗なところは全国各地に多数あると思うが、自分が実際に見たなかで最も印象に残るのは、高千穂(宮崎県)で野宿した時に見た星空である。野宿したせいもあるが、今にも降り注いできそうなぐらいの煌びやかな無数の星。宇宙の中にポツンと放り出されたような気分も味わった。星空をみると、いつも高千穂のことを思い出す。

2001年1月16日(火)列車ホテル

大雨時など新幹線内に閉じ込められ結果的に夜を明かしたという話を過去に聞いたことがある。大雪が続く日本海側では、交通のみならず生活にも多大な影響が出ている。今朝のニュースを見ていたら、金沢で列車ホテルが出現したとのこと。5時間以上の遅れが出たりして帰ることが出来なくなった利用者の為に、列車を臨時の宿泊施設に代用するというものだ。東京から遊びに来て帰れなくなったという女性客の話も紹介されていた。白河は今朝も良い天気。朝の冷え込みは昨日より幾分良いが、日中も氷点下1度までしか上がらないとの予報。寒い日が続く。そんな環境がウエスト周りの脂肪層を厚くするようだ。ベルト無しのズボンをはいてもウエストに適度な締め付け感があるため、ベルトをした気になって忘れてしまうこともある。情けなや。

2001年1月15日(月)Suica

JR東日本のSuica(スイカ)のページを見に行こう。「Super Urban Interigent CArd」の頭文字をとって名づけられたとのことで、さらに、「スイスイ行けるICカード」の意味も込められているとのこと。要するに、ICカードタイプの定期券とイオカードのこと。埼京線でテスト導入され、13日から1万人のモニターを募集している。Suica定期券は、イオカードの機能も持っており、1枚のカードで定期券とイオカードとして使えるようだ。改札では通すのでは無く、タッチさせるだけ。入金して積み増すこともでき、紛失時も再発行ができるそうだ。首都圏には2001年中に導入されるらしい。東北新幹線はどうなるのだろうか?確かに、定期券とイオカードが一体化されて紛失時の再発行にも対処できる(手数料はかかるが)点は、とっても魅力的である。今朝は、メチャ冷え込んだ。予報では、終日氷点下。ホームの端まで歩いただけで寒さで足が痛いくらいだ。昨晩、山形県南陽市の踏み切り内に入った車に山形新幹線が衝突したそうだ。車の運転手は高齢の方で死亡。雪で踏み切りや線路を十分に認識できていなかったのではとニュースでは伝えていた。新幹線の乗客には怪我人はでなかったとのこと。東北新幹線は高架を走っているからこのような事故は考えられないけど、山形新幹線は、福島から以北は、在来線と同じ線路を走るから、このような事故が起きる可能性はある。開業当初から、このような事故が起こりうることは指摘されていた。そういった区間での速度は特急電車並みだろうし、憶測だが、南陽市といえば赤湯駅が近いので、発車直前直後でフルスピードが出ていなくて、この程度だったのかもしれない。

2001年1月14日(日)車内マナー

美味しいオムライスを食べにCAFE NOVIROへ。新幹線通勤をする日々の中で車内のマナーについてはいろいろ考えることも多い。携帯もその一つである。いろんな場面で微妙にスタンスが異なるのだが、だいたいは、車内での携帯電話の使用は他の乗客に迷惑となるのでデッキで使えという内容だ。混雑した車内では電源も切れというのもある。JR東海では、とりわけ音を迷惑なものとして注意を呼びかけている。そんな中でも、未だに呼び出しは良くなるし、車内で通話する人もまだ見かける。そしてグレーゾーンが、i-modeによる通信、私が良く利用するPHSによるモバイル通信だ。ペースメーカーを利用している人にとって携帯の電波が悪影響を与えるから混雑した車内では電源を切るようにというポスターを良く見かける。待受けの状態でも影響あるし、電波が微弱と言われているPHSも携帯と同じだと表現している。ということは、i-modeもPHSモバイルも真っ黒、車内では使用してはいけないことになる。話をややこしくしているのは、混雑した車内ではという表現だ。そんなもん、どうやって判断するんだ。ペースメーカー利用者にとって真の脅威であるならば、明確な根拠を示して、曖昧なお願いでは無く、厳密に禁止すべきだ。そういう根拠が曖昧ならば、呼び出し音や話声が迷惑という点でマナーの問題にすべきだ。JR東海などは、明確に音がはた迷惑だからと訴えており、一応納得できる。そういえば、海外で使用するのに借りた、携帯電話は強力だった。ホテルの室内で発信したら4mは離れているテレビ画面がちらつき、音声にも相当のノイズが入った。さすがに、これを胸ポケットにずっと入れていると体に悪そうと思えた。ペースメーカーについては、メーカーの方で携帯電話の影響を受けない改良品もあると聞く。ただ、既に埋めこんだおられる方は、容易には変えられないわけだから、本当に危険なら車両の設備面での改良も検討すべきでは。例えば、携帯の電源を入れてまま乗りこむとブザーが鳴るとか、車内をシールドして携帯を使用できなくするとか。そして、モバイルやi-mode用には各座席に通信用のコネクタなどを設置してくれれば良いんだけど。まあ、結局のところ、一人一人がマナーを守ることが大事で、それさえ出来れば、済むことなんだけど。昨日、今日とかなり冷え込んで寒い。暖かい居間から誰も離れようとしない。やや運動不足気味な時に、ソファーに横になっていると運動ができる。ソファーから落とそうと、娘や息子が乗りかかってくるからだ。体重の軽い息子は全く歯がたたないのだが。体力のついてきた娘には、時として落とされることもある。これをしばしやっていると3人とも汗を書くぐらいに体が温まり、一枚脱いで、ゼイゼイすることになる。

2001年1月13日(土)法螺吹大会

車の窓ガラスに氷の結晶が・・日本海側を中心に大雪が降るようだ。新幹線は今のところ通常通り運行されているようだが、在来線では除雪のために、本数が減らされたりしているようだ。同じ県内でも只見地方は、午前の時点で積雪179cmに達しているとのこと。白河は晴れているぶん冷え込みがきつかったようで、氷点下7.1度と今季もっとも寒い朝を迎えた。秋田県雄物川の「銀河系宇宙ほらふき大会」のことをニュースでちらっと紹介していた。ほらの大きさやユーモアを競う大会らしい。詳細は不明だが、何とも楽しそうな大会ではないか。事故や事件の報道ばかりなので、こうした話題を聞くとホッとする。そう言えば、しばらくホラも吹いていない。駄洒落や親父ギャグばかりでなくホラの一つや二つ平気で言えるぐらいでないといけない。自分には、全くホラなど思いつかない。先日、新幹線通勤の日々がJR上層部の方の目にとまり非公式ながら打診があった。実は、近々、リニアモーターカーを白河まで設置するから、モニター乗客としてテスト走行に立ち会って欲しいと。そして、出来たら、新幹線通勤の日々のホームページをリニアモーター通勤の日々に変えてアピールに協力してくれないかと。リニアモーターカーには魅力を感じたが、タイトルが長すぎるという理由で丁重にお断りをした。こんなホラしか思いつかない。今日は、息子のミニバスケットの試合があり表郷中学校体育館まで送る。帰り、ガソリンを入れたついでに洗車してもらう。ところが、なかなか終わらないので、洗車機の方に行ってみると、係りの人が二人でメカをチェックしている。気温が低くて、どこかが凍って故障してしまったらしい。車はちょうど、半分ぐらいまで洗車した状態。結局、ただで半分洗ってもらった形になる。今日は、弟子屈から西川さんが来訪。短い時間ではあったが、新幹線通勤、白河の生活、そして西川さんの貴重な体験談を聞くこともでき楽しかった。新天地・北海道に移り住んだ人々を取材してまとめた西川さんの脱都会のマニュアル本「やってみるか!40からの田舎暮し」(明日香出版社)、こんで読んでみようかと思う。お土産にいただいた鮭とばを少しかじる。ソフトなタイプでとっても美味。思わずスタイニーのボトルを一本冷蔵庫から取り出して飲んでみる。うーん、幸せ。娘が「お父さん、午後から車を運転するのにビール飲んでいいの?」、と、家内が「大丈夫。お父さんにとってはお茶がわりだから」、この助け船に気を良くして、私「ドイツじゃなあ、昼間から水がわりに飲むんだぞ」、娘「お父さん、ドイツ人じゃないでしょう・・」、私「・・・・」。午後から、再び、体育館へ。丁度、試合が始まったところ。接戦だったので、大変盛りあがる。それにしても寒い一日であった。

2001年1月12日(金)マイブーム

ここ数日、ASPで楽しんでいる。ASPと言ってもいろいろあるが、Active Server Pagesのことである。Microsoftの世界なんで、今一つ気乗りしないんだけど、嫌よ嫌よも好きのうちとは良く言ったもので、日々使っているOSもアプリケーションもMicrosoft製とあっては、いたしかたない。Linuxという選択肢も、今では、かなり現実的なのだが、片手間にやるので、両方には手が回らない。最終的には、IIS+SQL Server+ASPの組み合わせにしたいが、現在は、Windows95/98+PWS+MSDE環境で検証中。結構前からトライして見ようと思っていたのだが、なかなか手がつかず、最近になって再び手を出し始め、いろいろ具体的に動き出したので楽しい。マイブームになりつつある。この話、通勤日記のネタではなくて、デジタルの日々のネタである。寒波が来ているようだ。白河は、うっすらと路面が白いものの晴れている。しかし県内でも磐越自動車のある区間は雪で通行止のようだ。週末は、どんなことになるのだろうか?帰りは、20:44に乗るため数分前にホームに着いたが、20:28発のMaxやまびこ・つばさ号がホームにいる。東北方面の大雪の為に遅れているというアナンス。今週末も、また雪なのだろうか?今のところ、白河では雪は降っていないとのこと。結局、8:44発のやまびこは、10分ほど遅れて発車。窓の外には、月が輝く。思い返せば、ここ数日間、いつも月が綺麗だったかなと。帰りの新幹線に乗っていて外を眺めることは余り無いので、こうやって月など見てみるのも良いものだ。見える方向も結構変化する。路線も右へ左へカーブを描いている箇所があるのだろう。ノートPCのバッテリーは寿命が近いようだ。新幹線内で使用した場合、片道で50%程度消費していたものが、片道で、ほぼ使い切る位に劣化している。

2001年1月11日(水)ポット仲間

左上コーナーが隣人のポット昨日は町内も除雪車が走ったとのことで道路の雪は無くなっていた。スリリングな走行を予想していたのでホッとする。今朝は氷点下4.1度と冷え込んだ。白河は福島県では南に位置するが、標高が高いのと、那須おろしと呼ばれる風のせいなのか、県内でも寒いことで有名である(らしい)。一方、この季節のこんな日の山並みはとっても美しい。青空にくっきりと雪を被った山がまぶしい。新幹線では、通路側の座席が塞がっている3人席の窓側に座る。なにげなく通路側の隣人を見ると、自分と同じSAHARAのポットを持参していた。珈琲対決かと思いきや、隣人は茶。茶を意識したわけではないのだろうが色は濃い緑色で真新しい。勿論、パッキンもしっかりしているはず。同じ3人席に乗り合わせた乗客が同じポットを出して飲み物を飲んでいる姿は、ちと怪しげだったりする。隣人がトイレに立った隙に記念写真を撮らせてもらった。今朝は、アラームが鳴ってまもなく家内が起きてきたので(いつもは30分は鳴らせている)驚いた。昨晩、毎朝30分も聞こえないアラームを鳴らすのはやめて本当に起きねばならない時間にセットすればと言ったのが頭に残っていたのかもしれない。続けて娘まで起きてきた。そして、息子まで起きてきた。この異常事態、また雪を降らす気か・・。しかし、いつも起きない息子まで何故起きてきたのかと口に出したら、娘曰く「あたしが起きる時、ちょっと踏んだかもしれない・・?」、それだ、きっと思いきり踏んだに違いない。寝ぼけていたらしい息子は、事態が飲みこめていないのか、踏まれたことについては何もコメントしなかった。マイラインの登録受け付けが開始された(らしい)。NTT以外の電話会社にとっては嬉しいことのなのかもしれないが、余り考えたくない利用者にとっては億劫だ。市内が市外だ国際だと電話会社を選択して・・などと面倒。しばし静観だ。但し、ある時期からは登録手数料が発生するようだ。ウチの場合は、そんなことより、プロバイダとの常時定額接続環境が欲しい。中学生(娘と同学年か?)の男の子からメールをもらう。リンクの連絡である。ページを見に行き現役中学生の語り口に微笑ましい気分になった。それにしても親子の世代間でホームページつながりができるとは、すごい世の中になったものだ。3日連続の忘れ物もせず、今日は順調の一日となりそうである。

2001年1月10日(水)懲りずに雪

21世紀になったというのに雪の話題が続く。今日も懲りずに雪の話題である。昨日の朝、路面は圧雪状態であったが、気温が上がったことと雨が降ったことにより、分厚いシャーベット状に変化。とっても走りにくい。両方の車線にわだちがあれば良いのだが、互いのセンターライン側が合流している箇所も多々あるので、慎重な運転を心がける。駅へ無事到着したものの、二日続けての大チョンボ。忘れ物である。昨日は靴だったが、今朝は、定期・財布。迷う余地もなく家に引き返す。ちょうど出がけだった娘を中学校まで送ることにした。途中で娘の友人3人組もピックアップ。こんな状態なので、道路は渋滞。次の新幹線まで、まだまだ時間があると呑気に構えていたが、中学校まで300m位のところで来て、時間的にやばそうな予感。そこで、娘たちを降ろして駅に急ぐ。駅の駐車場に着いた時点で、新幹線が入線する際のガタンゴトンという音が響いている。こりゃヤバイ。久しぶりにホームまで駆け上がる。かろうじてセーフだったが、本当に心臓に悪い。体調が悪いと倒れてしまうかもしれない。庭に作ったかまくらは、雨で天井部分が崩落していた。昨日も子供達はかまくら遊びをしていたようだ。中学生ともなれば、いろいろ忙しいし、近所の友人達と、かまくらで無邪気に遊ぶなんて思い浮かばないが、そこは子供。やはり、雪の前には、小学校時代に引き戻されてしまうのだろう。今朝は新聞が届かなかったので、Yahooニュースを見ていたら、米沢市の「ポポロ館」の屋上・天井の一部が崩壊し5階のボーリング場に落ちたという記事があった。ここには、若かりし頃、よく通ったものだ。1mの雪の重みに耐えられなかったらしい。新幹線通勤を始めて4年目になるが、常に鞄に入れて持ち歩いているステンレスポット(TIGERのSAHARA、容量0.3L)だが、さすがに、パッキン部分が劣化してきた。締め付けの具合が悪いと注ぐ際にカップの外にたれてしまうことがある。十分にもとは取ったので、買い換えも考えているが、0.3L以内の容量で径が小さく鞄に収納しても邪魔にならない製品が見当たらない。いずれ、じっくり探してみようかと思う。帰りは、最終の新幹線。乗りこんだ車両の最前列に楽しそうに会話するカップルが何故か目についた。(楽しそうだな)と思った直後、女性がホームに降りる。彼氏を見送りに来たようだ。見送る側と見送られる側、自分は、見送る側がより寂しさを感じると思っている。精一杯の笑顔で手を振る彼女をホームに置き去りにして、最終の新幹線は、いつものように発車した。上野駅に停車すると、上りのMax車両と隣り合わせになる。1Fと2F部分、当事者達は互いに見えないが、こっちからは、両方を見比べることができる。下に酔っ払い親父がいれば、真上に可愛い娘がいたり、おばさん連中が席を向かい合わせておしゃべりに夢中な座席の下では、長い顎鬚をたくわえた怪しげな人が瞑想している。Max車両を間近に見る機会があったら、是非、上下を眺めてみて欲しい。面白いものを発見できるかもしれない。京浜東北線では人身事故があり、しばし運転を見合わせていたようだ。最終の新幹線は、大宮駅で、連絡をとるために、しばし停車する。

2001年1月9日(火)大雪の翌朝

同じ日本でも日の出の時間は結構違う。今朝の福島の日の出は、6:54だが、長崎では7:24。30分違う。東端と西端では最大で1時間以上異なるものと思う(学校で習った記憶があるが忘れてしまった)。各地にお住まいの方から、「朝早くて大変ね」と言われた場合でも、絶対的な時刻だけではなく、その時間に外が暗いか明るいかという点で、大変さの判断基準が異なると思う。住んでいる場所の経度が明暗を分ける訳だ。その他、気温や地形も関係するだろう。今朝は、ふと、そのようなことを考えた。昨日の状況では、駅までのアクセスが心配されたが、各家が除雪を行った結果、車の走行は問題なさそうである。路面は圧雪状態。速度を抑え、急な操作をしなければ、意外と走りやすい。連休明けの混雑が心配されるので、始発に乗ろうと、いつもより早く家を出る。順調、順調と思いながら駅に向かう途中で革靴を忘れてきたことに気付く。途中で何があるか判らないので長靴を履いてきたのだが、履きかえる革靴を忘れてきたのだ。いろいろ考えたが、さすがにこの格好で会社に行く気にはならず家に戻る。そして、通常通りの新幹線に乗ることになる。これまでの経験で空席にありつけそうな先頭車両に乗りこむ。予想以上に空席がありホッとする。新幹線は遅れもなく定常通りに運行している。雪かきの筋肉痛で全身がダルイ。宇都宮から大宮までウトウトする。目覚めて線路を見ていると、浦和あたりでも少し雪が残っている。

2001年1月8日(月)大雪の原因

昨日は、東京でも雪が降ったらしい。初雪だろうか?夕方まで外でバドミントンなどに興じていたので、雪が降るなんて思ってもいなかったので、関東以西の話かと思いこんでいた。今朝、起きて外を見てびっくり。大雪である。白河は、雪は降るには降るが、そんなに積もるという地域ではない。早朝の時点で車のタイヤはすっかり埋まっており、朝食後には、車全体が大きな雪の固まりになっている。そして、依然、結構な勢いで降り続いている。庭などは、自分の膝まですっぽり埋没するほどの積雪量である。ニュースを見ると、県内の東北自動車道、磐越自動車道など雪のために通行止めになっている。鉄道の方は大丈夫なのだろうか?その後のニュースで山形新幹線や東北本線などが運転見合わせ。各地でポイント故障も発生しており、東北新幹線でも、なすの等一部が運休したようだ。今日は成人の日白河でも成人式が催されているが、会場に行くだけでも大変ではないだろうか。また、「年貢町だんご市」が開催されるらしい。どんなお祭りかは不明。露店も出るらしいが・・。ちなみに我町内からの車でも脱出は困難な状況である。明日の出勤のことを思うと悩ましい。昨日、Yahooショッピングで購入した本が宅急便で届いた。本屋に行けば置いてあったのかもしれないが、ネットで本を購入するというのを一度試してみたかったのだ。和名タイトル「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」。夕方から読み始め、読みきった。久しぶりの読書姿を見た娘は、「明日、雪が降るよ!」と親父の珍しい光景に驚いていた。年末には、珍しく宿題を終えてしまった娘に、私が「おまえ、雪が降るよ!」と言ったことへのお返しだろう。そのせいというわけではないが、年始にも雪が降り、今朝も大雪だ。こんなことが原因のはずはないのだが、何となく1%ほどの責任を感じている。マイヨ・ジョーヌとは、世界最高峰の自転車ステージレース、ツール・ド・フランスで総合タイムトップの者だけに着ることが許される王者の印の黄色いジャージである。癌を克服して、1999年、2000年のツールを連覇した、ランス・アームストロング選手著の本である。

2001年1月7日(日)2倍速

ビデオデッキに2倍速再生機能が付いてからかなりになる。古い話しだが、ビデオの買い替えの時に、2倍速再生機能で機種を選択したことがあった。それまでの2倍速は、映像も音声も2倍速で再生するので、映像は仕方ないが、音声が聞き取りにくかった。S社が発表したデッキのウリは、2倍速でも音声が普通に聞こえるというもの。コロンブスの卵的なアイデアなのだが、例えば、16秒間のシーンを8秒で倍速再生する際に、音声部分については無音部分をカットして時間を詰めるのだ。従って、16秒間の中で音声がある時間が8秒以内であれば、通常の速度で再生しても半分の時間内におさまるというもの。そんな訳で厳密にいうと、映像と音声の同期がずれることも多々あり、演奏中など音声が途切れないシーンでは、ボツッ、ボツッと後半の音声が欠落して尻切れトンボ状態の再生になる。しかし、大概の番組においては、それで十分なのである。一時期は、2時間ぐらいの映画を1時間で見ることができたので、時間が無いときに重宝していた。これが癖になると、リアルタイムの放送の時にも、思わず倍速ボタンを押したくなってしまう。CMカット機能をリアルタイム放送時に使いたくなるのと似た心理だ。しかし、そんな機能も、いつしか使わなくなった。本来の楽しみ方じゃないからだ。頭や体がそんなリズムを自然と受け入れられるわけは無いから、どこか無理があるのだ。2時間の映画を見るなら2時間かけてみて味わうのが、やっぱり良いのである。何故、急に2倍速の話を思い出したかというと、昨日、子供達を駅に迎えに行った際に、待ち時間にTVを見ていたら、サイエンスアイの再放送でムービング・テクノロジーという番組を見たからだ。限られた時間で一部分しか見れなかったのだが、その間、紹介された内容は、リニアモーターカー、再利用型のスペースシャトル(名称は?)、高速船である。リニアモーターカーは山梨の実験線で実験が続けられているようだが、5両編成で550km/h超(正確な数値は不明)を達成した。高速船は、従来20ノット程度が限界だった運行速度を倍の40ノット(約70km/h)にするというもの。大雑把に言って、いずれも人・物を運ぶ手段を倍速化するテクノロジーだ。当分先のことであろうが、いずれ、東京−大阪間をリニアモーターカーで移動する時代が来るのだろうか。ノンストップなら1時間程度で移動できることになるのだが。現在の新幹線でも走行しているところを間近に見ると、こんなスピードで移動して大丈夫なのだろうか?と思ってしまうことがある。これが倍速となったら、それこそ、目にもとまらない速度という感じである。幾ら安全装置があっても万が一のことを考えると恐い。船の方は、たかだか70km/hと数値自体は大したことないが、2日かかっていた航路が1日になると思えば、リニアモーターカー以上に画期的だと思える。物流のみならず、旅行などでも新たな用途が考えられるのではないだろうか。高速船で行く北海道の旅etc.。こちらの70km/hという速度は、車の運転でも慣れている速度だし、自分の場合は、自転車でも慣れている速度なので、安心感が大きい。

2001年1月6日(土)雪道の運転

昨晩、改札をくぐる直前にKIOSKの夕刊スタンドのびらが目に入る。ソニーがアップルを買収と目に入り、3歩バックして、もう一度びらを見る。買収説だった。アップル買収の話は大昔から幾度となく話題に上っているのでまたかという感じだ。Macフリークの方々にとっては意見の別れるところかもしれないが、MicrosoftやOracleに買収されるよりはソニーの方が夢が広がるのではないだろうか。実現したら面白いかもしれない。次期OSのXでは、Linuxベースになるようだ。従来のMacOSもLinux上で動作する仮想OSという扱いだ(素人のコメントなので嘘があるかもしれない)。3amの気温は氷点下2.3℃。日中も0℃ぐらいまでしか上がらないのではないだろうか。雪はちらちら降ってはいるものの大したことは無い。県内でも会津方面や山形方面では依然大雪の状態が続くようで交通網にも影響が出そうである。昨日の朝、東北自動車道(郡山付近)では地吹雪や路面凍結の影響で23台の玉突き事故があったらしい。5日がお休みだったら、その日をはさんで、白河-石巻間を車で往復する予定だったので、行けなくて正解だったのかもしれない。数年前の1月4日、東北自動車道で凍った路面で地吹雪に合ったことがあり、本当に恐い想いをしたことがある。強烈な横風で車が滑るのだ。追い越し車線ではトラックが180度回転してこっちを向いていたのを見た時は背筋が凍った。その時は、それからまもなく高速道は通行止めになった。一般道でもトラックが横風で何台か横転した日だった。信じられない出来事&人にも書いたけど、スキーバスで崖から転落と並んで恐い経験である。礼穂さんのところで豆腐の話題を見て思い出したこと。子供の頃は、実家でも大豆を栽培していた。歩いて買いに行けるところには豆腐屋さんがあった。当時のその店では、国産大豆使用は当たり前(何と言っても地元で取れた大豆を使用しているのだから)、遺伝子組替大豆うんぬんかんぬんが話題になる現代とは隔世の感がある。今日も早起きしたので、南湖公園まで散歩してきた。相当に冷え込んでいる。行きは良かったが、帰る頃には国道で鏡面状態になっている箇所がありノロノロと帰ってきた。

2001年1月5日(金)仕事始め

実家で正月を過ごしたせいか、はたまた、家族が居ないせいか、昨晩は12pmを目前にソファーでうたた寝をしてしまう。そのまま朝を迎えられれば良かったのだが、2am頃に目覚めてしまう。草木も眠る丑三時だと思うと少し不気味な感もあるが気分はスッキリ。このまま朝まで起きていようかと思うが、さすがにこれでは睡眠不足と思い、3am頃に改めて床につく。しかし、いったん目が冴えてしまったせいか熟睡には至らず浅い眠りが続く。何となく心地良い気分で4am頃にいったん目覚め、再度眠りにつくが、依然として心地良い状態が続き、5amに目覚しの音で目覚めた。起きてから何となく心地良かった理由が判った。夢を見ていたのだ。笑ってしまうが、正月番組で見た新人女子アナMが自分を訪ねて来たという夢なのだ。そんなことが嬉しくて幸せな気分になっていたらしい。但し、後半は、子供達が出現して、「何故、Mが家にいるのか?」と問い詰められるような状況になり、シドロモドロしていると、目覚しのベルが聞こえて目覚めたという状況だ。目覚めた状態で思い出すと、別にどおってことない夢なんだけど、見ている時点では相当に気分が良かったらしい。大体、夢を見ると言えば疲れる夢が多くて、こんな心地良い夢なぞ滅多に見れたものではない。正夢であってとは望まないが、逆夢で悲惨な目にあう予兆では無いことを祈りたい。まあ、今日は気を引き締めて仕事始めに臨むことにしよう。駅までの道は、ガリガリに凍っていたが、タイヤの食いつきが良く、そんなに恐くは無かった。鏡面状に凍結した上に、うっすら雪でものっていたら、どうしようかと心配していたのだが。まだお休みの方が多いらしく、新幹線は通常よりも空いている。帰りは、19:24発のMaxに乗る。19:20分直前には、21〜23番線に3台のMax車両が揃う時間帯。21番線がMaxあさひ(上越)、22番線がMaxやまびこ(東北)、23番線がMaxやまびこ・つばさの連結(東北・山形)である。丁度、清掃中だったので、何気なく見ていたら、座席が自動で順番に向きを変えていくシーンを目にした。E4系Max車両の座席は、自動で一斉に向きを変える(正確には、ドミノ倒しのように順番にであるが)機能があるらしい。リクライニング状態になっている座席も背筋を伸ばすように低位置に戻り、それから回れ右をするように順番に回っていく様は、なかなか笑える。

2001年1月4日(木)雪雪雪!

今朝も雪が降り続く。昨日の朝、晩、そして今朝と3度目の雪掃きをする。気温は0度だが雪の日は意外に寒さを感じない。風が無いこともあるけど。山形新幹線は運転を見合わせているようだ。Uターン利用者には足止めをくらった方もいるだろう。米沢では24時間で76cmの積雪があったそうだ。親父も出かけたため、広い実家にポツンと一人。寂しいものだ。叔母の家を2軒訪ねる。叔母の家で久しぶりにシャム(猫)ちゃんに会う。老齢で(確か数年前で15歳)、人間にすると80歳を越えているそうな。定期的に医者通い、歯も弱っており高級で柔らかいものしか食べないそうだ。でも、妙に人なつこくって可愛かった。若い頃は人間に媚びなどうらなかったのに。やはり年齢のせいなのかな。すっかりご馳走になった上に、夕食のオカズまで頂いて白河に戻る。石川町のひさごの天ざる美味しかったな。上で\1,500だが、普通よりヤヤ大き目の海老2本。蕎麦も美味い。土曜日までは自分一人だ。厳密に言えば、一人とハムスター4匹。まる二日以上空けていた室内は冷えきっている。暖房を入れるが、いつものようには暖まらない。今日の一言で”意外に寒さを感じない”と書いたが、これは誤りである。本当に寒い。明朝は雪と凍結した路面、恐怖である。おまけに、新幹線定期は1月2日で切れている。早目に家をでなくては・・。ツマミなどをつつきながらビールを飲んでいたらお腹が一杯になってしまう。塩味系統だけ食べていたせいか、妙に甘いものが欲しくなる。そういえば、年末にいただいた、La Maison du Chocolatがあるはず。滅多に食べないチョコレートだけど、体が欲する時もある。つまむ、美味しい。

2001年1月3日(水)同期会

実家の新年会は予想通りつぶれた者から寝る展開に。と言いながら、ほぼ真っ先に寝てしまったので、状況は良く判らない。何故か、きちんと布団に寝ている自分に朝気付いてビックリ。大人・子供あわせて18人が寝ている。後半の日本酒がきいた。飲みすぎである。後から、おっかなびっくり子供やら家内に状況を聞くと、大騒ぎしてうるさかったそうだ。本当かな?本当かもしれない・・記憶をなくしてはいけない。どうも実家だと安心してしまうようだ。乾いた喉を水で潤す。外を見ると一面の雪。高校時代の同期会に卒業以来初参加。男子校なので男ばかり。やや寂しい感もある。家内は中学校時代の同級会があるとのこと。今日から別行動の我が家。休みも明日を残すのみ。あっという間の年末・年始休暇であった。同期会を終えて郡山駅へ。磐越西線は雪のため大幅に遅れており発車時間は確定していないようだ(右写真)。そっち方面に向かう方は足止めをくらって大変である。同期会の方は、変わらぬ人もいれば大幅に変わった人もいる。やはり体型と髪の毛に変化が現われやすいようだ。我母校も制服が廃止となり、まもなく男子共学になるとのこと。現在では当たり前のことなのだが、バンカラ気風を重んじてきた我々にとっては寂しい感がある。

2001年1月2日(火)新年会

初夢を見ることもなく(見たかもしれないが記憶に残っておらず)目覚めてしまった。北日本は大荒れの天気という予報だが、今朝の白河は穏やかである。その静寂を破るのは家内の目覚しである。お休みだから早起きの必要は無いのに平常時のセットを解除していないようだ。かれこれ30分以上鳴りつづけている。それでも、家内も子供達も誰も目を覚まさないのが我が家の凄いところだ。そして、鳴り続けるアラーム音も気にならなくなってしまった私。これが、ある側面から見た我が家の朝の風景である。21世紀も当分このパターンになりそうだ。今日は実家の新年会。正月のメインイベントである。従姉妹達10名で記念撮影(あっ、1名だけ入れ替わっていた・・)。いずれにしても男の子は息子だけ。圧倒的な女社会である。この姪達がお年頃になったら・・・どうか結婚の時期だけは適当にずらして欲しいものだ。

2001年1月1日(月)祝!新世紀

月並みだが、「祝!新世紀」。生涯に1度しか経験できない世紀をまたぐ貴重な体験なのだが、極々普通に過ごす。21世紀最初のキリバン54321が近い。本日中に達成されるかもしれない。なんか縁起良さそう。2amに床についたのだが、習慣で4:30amには目覚めてしまう。2001年も早起きで行くことにしよう。ニューイヤー駅伝の中継をみる頃、外は雪が舞う。積もりはしないだろうが、景色が景色だけに味がある。実家から一旦、自宅に帰る。元旦は道路の流れも良く30分強で帰りつく。晴れていたが、那須おろしの風が強く、3pmを過ぎる頃からかなり冷え込む。外を歩いているのは犬を連れている方々ばかり。年賀状に目を通す。大晦日に投函した自分の年賀状が相手に届くのは当分先のことだろう。来年こそは元旦に着くように出したいと思う。一方、ネットの知合いには、電子年賀状なるものを少し使ってみた。ネット上での知合いには実名を知らない方も多いので電子年賀状でハンドルネームを使うのがしっくりくるように思う。そんな折り、ある方のHPで、”喪中につき年賀の挨拶を遠慮します”という表示を見かけた。掲示板やメール等で何度もやり取りをしていると親近感を覚えてしまうのだが、実生活での状況を知らないというケースは多々あるわけで、防ぎようがないのかもしれないが、安易に書きこみを行うと相手を不愉快にさせてしまうこともあるということだけは認識しておく必要があると感じた。


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