落車の歴史

レースに落車はつきもの。いつも,きわどく避けているのだけれど,不幸にもこけてしまった歴史。もらい事故が多いんだけど,はまってしまうのも実力のうち。修行が足りない。危ないと思った時は,下がるより前に出た方が安全な気がする。


I1998/11/08(TDJ1戦:山梨県西湖)

上位を狙えるボジション。足も残っている。さて、最終周、どこで飛び出そうかと思った。矢先、前方でこける。これは避けきれない。突っ込むが、さらに後ろから数台が乗り上げてくる。前輪はぐにゃり。ホイールとブレーキが接触してまともに走れないものの、ちんたらゴールに向かう。若干、むちうち気味。しばらく落車に無縁だったのに、今年2回目。気をつけねば。

H1998/08/30(シマノ鈴鹿:三重県鈴鹿市)

前日は、1年半振りのレースで入賞。気を良くして望んだ2日目。今日も調子がいい。お立ち台を目指して最終周のコーナー、外側からまくろうとした矢先、前方の奴がこける。後方の我々は、避けるべく右にコースアウトし芝生にはじき出されたものの、コースに戻れる気配。そんな折り、一緒にはじき出された前の奴がまたこける。これで完全に終わる。見事に前転1回転。芝生が幸いして、自転車も体も無傷だったが、ゴール目前、まさかの落車だった。

G1992/09/27(東北GP:岩手県江刺)

集団でのゴール勝負。残り300m、突然横の人がこけて、その自転車が私の前後輪の間にすべりこんできた。私の自転車は後輪が乗り上げた勢いで後輪が浮き上がる。前輪は荷重に耐え切れずクラッシュ。フロントフォークは地面に突き刺さり、フレームも荷重に耐えきれず真っ二つに分断。最後は、地面に頭付き。前輪、自転車のフレームと二段階のクラッシャブル構造で衝撃を吸収してくれたおかげで、ヘルメットを被った頭での頭突きは思ったほどの衝撃もなく、奇跡的に無傷で済んだ。

F1992/08/30(三陸気仙ロード:岩手県陸前高田)

雨の中で滑りやすいコース。めちゃくちゃ狭い下りの直角コーナーで前の人が落車し、つられて自分も落車。リヤメカが曲り、後輪が回らなくなりリタイヤ。ケガなし。

E1991/04/28(棚倉クリテリム:福島県棚倉)

最終回の最終下りコーナーで後輪耐え切れず落車。未熟さゆえの自爆。

D1990/05/27(TDJ1戦:愛知県名古屋)

最終回の最終コーナー、残り200m。あっと思った時には、コースアウトしていた。コーナリング中に、前のタイヤがバーストしたのだ。完全な自爆。頭を掻きながら自転車を担いでゴール。傷が乾くまで1ヶ月ほどかかった。

この時は、不思議な体験をした。転んだ直後、自宅に電話を入れた。すると、家内が、「ひょっとして転んだ?」「どうして?」「自転車の前輪が壊れてパパが転ぶようなシーンが頭に浮かんだの」「それって何時ごろ?」「8時36分頃かな」。その時間は、まさに自分の前輪のタイヤがバーストして転倒した時間であった。

C1988/09/04(TDJ3戦:和歌山県白浜)

4人の逃げが決まり長い下りを70km超のスピードで走行中、いきなり自爆。意識なく転んでしまった。限界を越えた走りだったのか、一瞬意識朦朧状態となったようだ。完走を目指したのですが、前ブレーキが壊れてしまったので断念しました。転んでから10m以上地面を滑ったため、地面に接触していたヘルメット、右肩、右腰右足首、右手、左肘は道路との摩擦でボロボロ。傷は乾くまで1ヶ月半もかかった。特に、左肘はメスで砂まじりの肉片をえぐられた。

B1987/09/13(グリーンピアロード:兵庫県三木)

最終回の最終鋭角下りコーナー手前で数番手で絶好の位置。残り300m。イン側で入るが、前の人がきれいにこけて、その後輪に乗り上げて落車。

A1985/12/08(TDJ4戦:静岡県浜名湖)

300名近い大集団の最後尾スタートとなり、コースの狭さもあって先頭い追いついたのは半ばすぎ。ゴール数km手前のスプリント賞を取りに行くが、既に一人逃げていたことを係員から知らされる。必死で追うが追いつかず、そのうちゴール手前300mで大集団に追いつかれる。その時、前の両側の選手が接触し落車、それに乗り上げ落車。

@1985/07/21(上毛雪印杯:群馬県)

最終回の心臓破りの坂手前から3人で飛びだしコーナーをクリアしようとしたところ前の人の後輪に前輪が接触し落車。焦って、登りで走り出そうとしてまた転び、十人位に抜かれてからやっと冷静になり(あきらめ)10mほど歩いて坂の頂上から走りだして完走。自分の未熟さに、穴があったら入りたい心境だった。


○番外編1(レースを始める前:子供を避けようと電柱に接触転倒)

レースを始める前だが、体力は全盛期。舗装道路で最高速度に挑戦していた。65km/hに達した。突如、左前方の電柱の影から子供が道路に飛び出してくる。止まれない・・子供を避けるには左に切るしかない、左に電柱を見て通過できるかと思ったが、ンドルが電柱に触れ、転倒して道路をすべり、縁石にひざを思いきり打ちつけ、10分ほどショックで体が動かず。何とか起き上がり、前輪がフレーム側にめりこんだ自転車を引いて帰った。足は、内出血で丸太のように腫れ上がった。3週間びっこを引いて歩いた。子供に接触せずにすんだことが不幸中の幸いであった。

○番外編2(レースを始める前:いい気になって腹を切る)

春の気配が感じられ、久しぶりに自転車に乗る。軽く走りながら、交差点を左折。コーナリングのライン取りを気にしながら、車体を寝かせきれいに回ったと思った瞬間、左脇腹にショックを感じその後、ショックで全身の力が抜けた。何とか、自転車にまたがったまま惰性で進む自転車の上で激痛に耐えつつ、やっと痛みの箇所を見ると、シャツが何かでひっかいたように切れており、脇腹をえぐっており血がポタポタと。工事している箇所から、直径1cm弱位の鉄棒が道路側に飛び出していたところにぶつかったようだ。もっと深く当たっていれば、割腹であった。

○番外編3(交差点で青なので一気に通過しようとしたら、子供が出てきた)

学生時代。青信号に気分良く通過しようとしたら、ふらふらと子供が道路に出てきた。避けきれず、急ブレーキ&わざとこけるが、子供に急接近。最後は、自転車から飛だし、回転レシーブ状態で子供を抱きかかえ、背中から地面にこける。見事に決まって、子供は無傷。自分は、背中を打って、一瞬、息ができず。無事で良かった。