いささか旧聞に属しますが、8月1日付けの福島民報紙によりますと、郡山商工会議所はJR東日本仙台支社に対して先月末に以下の要望を行ったとのことです。
1 郡山通過列車の本数削減
2 那須塩原発着「なすの」の郡山への延長運転の増便
3 郡山発着「なすの」を「あさかの」(=安積野)へ改称
それに対する、JRの反応は以下の通りです。
1に関して これは主に「こまち」併結「やまびこ」の通過に対する郡山の不満ですが「こまち」は首都圏対田沢湖線の輸送が主な仕事ですから、敵は航空機。結局、郡山の要望を却下。残念ながらこれは新白河には関係がありません。
2に関して これは次期ダイヤ改正で取り入れられる希望ありとのこと。ただし、現行の最終仙台行き「やまびこ」の後の「なすの」を延長させることに関してはJRは消極的。これは、表面的には6時ー24時の壁のように聞こえますが、現実には路線保守とJR内部の労使対策のような気がします。(どちらの比重が高いかは詳しくは判りませんが)。これは新白河にも大いに関係があります。
3に関して 郡山の要望をJRは却下。理由は「列車名が増えて利用者に混乱を招く」。これは、理性的な判断です。この類を聞き入れはじめたら東海道・山陽筋などは収集がつかなくなりますから。
ということなので、次期時刻改正時に「なすの」数本が郡山延長になる可能性が出てきました。それが、どの程度通勤時間帯に反映されるかはまだ判りませんが。乞う、ご期待です。
- (895) AS さん 投稿日:2000年08月10日(木)
12時36分
娘が通う幼稚園では、
年長:にわとり 年中:ひよこ 年少:たまご
って呼んでます。
それぞれ、新幹線の特急、急行、各停に対応させたら
どうかしらん?
駅でのアナウンスは、
「まもなく23番線に、ひよこ240号が入線いたします。白線の・・・」
ってことに・・・
結構、子供には受けるかも。マクドナルド戦法で、まずは子供から巻き取れば
JRの将来も明るい!
- (893) 124
さん 投稿日:2000年08月10日(木)
01時50分
私もASさんと同じく新幹線の名称は地域名を採用しない東海道・山陽方式の方がいいと思っています。地域名を採用し出すと、次から次へと終点付近の各自治体がおらが地域の名称を採用せよと要望しかねないからです。新幹線列車の名称に採用されれば、これ以上の宣伝効果はありませんから。やはり、その種の地域エゴは排除したいものです。
個人的な意見としては八戸開業時に名称の変更をしたらいいと思っています。「こまち」は定着しているようですし「つばさ」は奥羽本線時代からの歴史がありますからそのままでいいでしょう。そして、東北新幹線通過系は「みちのく」。各駅停車系を「ひばり」。
もともと東北新幹線開業時に旧国鉄が募集した名称で一番人気が高かったのは「みちのく」でした。「やまびこ」は二番人気だったのです。その時の国鉄の言い分としては「みちのく」は盛岡以北に向かう列車の名称であるから盛岡以南の列車には命名しないというようなことを言っていました。
それを聞いた私は憤慨したものです。確かに国鉄はそれまで盛岡以北に行く列車に「みちのく」を使用してきていましたが、歴史的な地域名としては「みちのく」は白河以北のことを指すと自分なりに認識していたからです。
しかし、八戸開業ということであれば「みちのく」の名称使用も旧国鉄の言い分にも抵触しないですから、問題なく東北全般に受け入れられるでしょう。「ひばり」に関してもどこにでもいる鳥の名前ですし、東北本線の仙台行き特急のことを覚えている人にとっては懐かしい名前の復活になるのではないでしょうか。
単なる懐古趣味かなあ・・・。
- (888) Mujina
さん HomePage
投稿日:2000年08月10日(木) 00時26分
東京−大宮間などは、長野、上越、東北、山形、秋田と多くの新幹線が運行してお
り、呼称が増えると混乱する利用者の方も多いのではと思います。現在でも、ホー
ムでの乗車位置が判らず迷う方々が結構いらっしゃいます。郡山までの延長が増発
となると、那須塩原駅を利用される方にとっては、なすの号なら乗り越しが無いと
いう安心感が通用しないケースも出てきますね。ちなみに、話しはずれますが、
あさかの(安積野)という響きには、懐かしさを覚えます。高校の生徒会機関誌が
安積野だったので。でも、これをあさかのと呼べる人は少ないでしょうね。あんせ
き、あづみとか、よく言われましたから・・
- (884) AS さん 投稿日:2000年08月09日(水)
17時23分
那須から新幹線通勤している AS
です。
興味深く拝見しました。
改称に関して、ちょっとだけコメントを。
現行の「なすの」の名前は、ちょっと混乱してます。
それは「なすの」という
響きが、いかにも 「那須 = 那須塩原駅」
と直結するのです。で、同駅での
始発終着を連想してしまいます。
「こだま」「ひかり」「のぞみ」だと、こういった誤解が少ないのでは、と思
います。
将来を見越した(始発終着を柔軟に変更できる)命名が必要だったのではない
でしょうか?
その意味では、対案の「あさかの」も郡山を連想させるのか
な・・・?
- (881) Mujina
さん HomePage
投稿日:2000年08月09日(水) 05時30分
貴重な情報ありがとうございます。地元紙を取らないと、こういう情報が
入ってきませんね。なすの号の延長運転の増便には、期待したいところで
す。当面、日中の時間帯の増便にとどまるのかなと予想はしておりますが
少しでも改善の方向にすすんでくれればと思います。なお、白河や沿線の
各団体も一致団結して要望をぶつけられれば良いのになと思います。