Let's note CF-R1

2002年5月15日(水)、レッツノートの三代目(三台目)をゲット、ファーストインプレッションと先代との比較をまとめてみました。


T.購入前後

先代(レッツノートでは二代目となるCF-B5V)が不調となる

新CF-シリーズの発表

危うい時期

決断〜ゆらぎ〜購入

購入直後の感想

U.仕様を比較

光学式トラックボールに惚れ込んでレッツラーになったのだが、三代目にて、泣く泣くトラックボールにお別れを告げ軽量化を選択。ACアダプタの軽量化も寄与して、二代目から625gの軽量化に成功。バッテリー駆動時間の倍増により、ACアダプタを持参しなくても良いケースが増え、その場合には、実に、825gの軽量化となる。

  型番 購入日 CPU 液晶 ポインティングデバイス 重量(本体+ACアダプタ) 駆動時間(※1)
@ AL-N2T515J5 1997/07/?? PentiumMMX/150MHz SVGA 19mm光学式トラックボール 1540g+340g=1880g 3時間
A CF-B5V 2000/07/08 Celeron/500MHz XGA 16mm光学式トラックボール 1530g+275g=1805g 3/3/3時間
B CF-R1RCXR 2002/05/15 モバイルPentiumV/700MHz XGA トラックパッド 960g+220g=1180g 6/3/3時間

※1:駆動時間/充電時間(電源OFF時)/充電時間(電源ON時)

その他、二代目から犠牲になった点は、PCカードスロット減(2→1)、外部ディスプレイコネクタ形状変更(プロジェクタ接続時に変換ケーブルが必要)、セントロ/シリアルI/F廃止(セントロ仕様キャプチャー機器が使えない程度)、FDDがオプションとなる(二代目が流用できる)などがあるが、ほとんど実害は無い。

  OS HDD Memory スロット USB LAN Modem 外部
ディスプレイ
セントロ/
シリアル
携帯I/F FDD サイズ
PC SD
@ 95/OSR2 1.6GB 32MB 2         ○/○   外付 W255×D192×H39
A 98SE 10GB 128MB(※2) 2   2 ○/○ 携帯/PHS 外付(USB) W255×D206×H33.4
B XP
 professional
20GB 256MB(※3) 1 1 2 (※4)   携帯/cdmaOne/PHS   W240×D183×H23.5〜37.2

※2:64MB増設時  ※3:128MB増設時  ※4:コネクタ形状異なる為、変換ケーブルが必要

V.写真で比較

上部(左から、BCF-R1、ACF-B5V、@AL-N2)

BCF-R1:デザイン的にもgood!

ACF-B5V:奥行きが目立つ

@AL-N2:黒に赤色でLet's noteのロゴ、捨てがたい



側面(上から、BCF-R1、ACF-B5V、@AL-N2)

歴史を重ねる毎に薄くなってきているが、BCF-R1は、バッテリー部分が厚くなっている。

@AL-N2は、左右にバッテリーがセットされている。

背面(上から、BCF-R1、ACF-B5V、@AL-N2)

BCF-R1は、蝶番の部分にバッテリーがセットされている(SigmarionUと同様)。

背面には、各種I/F用のコネクタが配置されていたが、BCF-R1で一掃された。

前面(上から、BCF-R1、ACF-B5V、@AL-N2)

BCF-R1の電源スイッチ(左端)、蓋ロックボタン(中央)、いずれも似た形状になっている、動きはやや重たい感じがある。

背面開いたところ(左から、ACF-B5V、BCF-R1)

トラックボールからトラックパッドになる。ポインティングデバイスとしては、トラックボールが圧倒的に使い易い。これがあるからこそ、レッツノートにしたとも言える。

厚みが増してもいいから、CF-R1(トラックボール仕様)が欲しかったところ・・



キーボード

キーボードは、見かけ以上に使いやすく、好印象。

但し、キーの横幅が犠牲になっている部分が結構ある。まあ、そんなに支障は無いけれど、自分の場合は、スラッシュ(/)と中黒(・)を多用する(同じキーに割り当てられている)が、幅がかなり狭い。日本語入力時に使用する、漢字(半角/全角)キーの位置が、最上段に変更されていて、あれっ?という感じ。慣れると思うけど。

ACアダプタ(左から、BCF-R1、ACF-B5V、@AL-N2)

ACアダプタの軽量化、サイズダウンの努力も好印象。日々、持ち歩く方の場合は、本体の重量のみならず、ACアダプタの大きさ・重量もチェックしましょう。

家庭にある秤(〜1kg)で量れるほど軽い、960gなり!

液晶

明るく綺麗、ドット落ちも特に見当たりません。

両サイドが鏡面仕上げで綺麗なのですが、手垢がつきやすいです。ある方は、きらきらして眩しいと言っておりましたが、私は、特に気になりません。



W.周辺機器の動作状況

【確認済】

AirH"(CFE-02)・・・DDI PocketのWEBページからドライバをダウンロードしてインストール(認識に手間取るがOK)
スマートメディア、FDDドライブ(USB)、CD-Rドライブ(USB)1、プリンタ(Canon BJ F850、USB)

X.既知の不具合と対策

製造番号(2B〜、2C〜)の機種には、下記二点の不具合が報告されており、対策ツールが公開されています。

@メモリを256MBに増設した場合にUSB機器を接続するとシステムの動作が遅くなる。
Aユーザー名「Administrator」でメールアカウントのパスワードが保存されない。

幸いに、自分のマシンの製造番号(2D〜)は、対象外でした(ホッ・・)。

Y.いろいろ

1)ネットセレクターとバッテリー残量表示

先代には無かったネットセレクター。LANとAirH"を、簡単に切り替えることができるので、とっても重宝しています。

2)バッテリー残量表示

%表示は以前からありましたが、残り時間を表示するようになりました。使用状況によって、バッテリー消費の度合いが変わるので、%表示より、残り時間を表示してもらった方が、役立つことが多いです。今、帰りの新幹線で、まもなく新白河です。途中充電無しで、往復使用に耐えましたね。

3)IE6から保存したファイルを削除する時に

IE6で表示したページを保存すると、HTMLファイルと画像などを保存するフォルダとペアで生成される。先代では、削除する場合は、各々削除する必要があったが、三代目では、HTMLファイルを消すとペアのフォルダも自動的に削除される。細かいことだけど、良くできている。